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前橋市で足底筋膜炎にお悩みの方へ|あるくるBODYLAB.が解説する原因とセルフケア

朝、ベッドから起き上がって最初の一歩を踏み出した瞬間に、かかとに「ズキッ」と刺すような痛みが走る——。そんな経験はありませんか。それは「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」と呼ばれる、足裏のトラブルの中でも特に多く見られる症状かもしれません。

群馬県前橋市でフットケアサロンを営む「あるくるBODYLAB.」には、こうした足裏の痛みを抱えて来店される方が数多くいらっしゃいます。本ページでは、足底筋膜炎がなぜ起こるのか、そのメカニズムから日常生活での注意点、セルフケアの具体的な方法、そして当サロンが大切にしている考え方まで、専門的な視点でできる限り分かりやすく解説していきます。

足底筋膜炎とは

足底筋膜(足底腱膜)とは、かかとの骨(踵骨・しょうこつ)から足の指の付け根にかけて足裏に扇状に広がる、厚みのある線維性の組織です。歩行やランニングの際に足のアーチ(土踏まず)を支え、着地の衝撃を吸収し、地面を蹴り出す推進力を生み出すバネのような役割を担っているとされています。

足底筋膜炎は、この足底筋膜に繰り返し負荷がかかることで、主にかかと側の付着部(踵骨内側結節付近)を中心に、微細な損傷や炎症様の変化が生じている状態と考えられています。近年の研究では、慢性化した症例の多くは炎症細胞の浸潤よりも、コラーゲン線維の変性や配列の乱れといった「腱膜症(ファシオパチー)」に近い病態を示すことが分かってきており、「炎症」というより「組織の疲労・変性」という捉え方がより実態に近いとも言われています。

発症しやすい年代としては40代〜60代に多い傾向があるとされていますが、ランニングを習慣とする若い世代や、立ち仕事に従事する幅広い年代の方にも見られる症状です。性別では女性にやや多いとする報告もありますが、これはハイヒールなどの履物や、妊娠・出産期の体重変化、更年期以降のホルモンバランスの変化による組織の柔軟性低下などが関与している可能性が指摘されています。

多くの方が最初に自覚するのは、「朝起きて最初の一歩」や「長時間座った後に立ち上がった瞬間」のかかとの痛みです。歩き始めると徐々に痛みが和らぐものの、また長時間の立位や歩行を続けると再び痛みが強くなる、という波のある経過をたどることが多いとされています。この特徴的な痛みのパターンこそが、足底筋膜炎を見極める上で重要な手がかりのひとつです。

このような症状はありませんか

以下のような症状に心当たりがある方は、足底筋膜炎の可能性が考えられます。

  • 朝、起床して最初の一歩を踏み出す瞬間にかかとが刺すように痛む

  • 長時間座った後、立ち上がって歩き出す最初の数歩がつらい

  • 歩いているうちに痛みが軽くなるが、夕方や長時間歩いた後に再びぶり返す

  • かかとの内側からやや前方にかけて、押すと痛みを感じる部分がある

  • 素足で硬い床(フローリングやタイル)を歩くと痛みが強くなる

  • 土踏まずのあたりまで突っ張るような違和感がある

  • 階段の上り下りや、つま先立ちの動作でかかとに痛みが響く

  • 立ち仕事やウォーキング、ランニングの後に足裏の疲労感が強く残る

  • 靴を脱いだ瞬間や、裸足で歩き出すタイミングが特につらい

  • 片方の足だけ庇うように歩いてしまい、反対側の脚や腰にも張りを感じ始めた

こうした症状は、一時的な筋肉疲労として見過ごされがちですが、繰り返す「朝一番の痛み」は足底筋膜炎に特徴的なサインとされていますので、注意深く経過をみていくことが大切です。

足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎は単一の原因で起こるというよりも、複数の要因が積み重なって発症すると考えられています。主な要因を整理すると、以下のように分類できます。

身体的要因

  • 足のアーチ形状:扁平足(土踏まずが低い)の方は着地時に足底筋膜が過度に伸ばされやすく、逆にハイアーチ(土踏まずが高すぎる)の方は衝撃吸収能力が低く筋膜への負担が集中しやすいとされています。

  • ふくらはぎ・アキレス腱の柔軟性低下:腓腹筋(ひふくきん)やヒラメ筋、アキレス腱が硬いと、足首の背屈(足の甲を上げる動き)が制限され、その分足底筋膜が過剰に働いて代償することになると考えられています。

  • 体重・体組成:体重が増加すると、歩行時にかかる荷重も比例して増加し、足底筋膜への負荷が蓄積しやすくなります。

  • 足関節の可動域制限:過去の捻挫などで足首の動きに制限が残っている場合、足底筋膜への負担が偏る要因になり得ます。

環境的要因

  • 靴の選び方:クッション性やアーチサポートに乏しい靴、底が薄くて硬い靴、サイズの合わない靴の使用は、足底筋膜への負担を増やす要因とされています。

  • 運動量の急激な変化:普段運動をしていない方が急にウォーキングやランニングを始めたり、距離を急に伸ばしたりすると、足底筋膜が負荷に適応しきれず炎症様の変化を起こしやすいと考えられています。

  • 歩行する路面:アスファルトやコンクリートなど硬い路面を長時間歩くことも、衝撃吸収の負担を筋膜に集中させる一因です。

職業的要因

  • 販売業、飲食業、美容師、介護職など、長時間の立位や歩行を伴う職業に従事する方は、足底筋膜への累積的な負荷が大きくなりやすい傾向があるとされています。

これらの要因は単独で作用することもあれば、複数が重なり合って発症のリスクを高めることもあります。次章からは、加齢・姿勢・歩行という3つの観点から、より詳しくメカニズムを見ていきます。

加齢との関係

足底筋膜炎は、加齢に伴う身体の変化と深く関係していると考えられています。

足底筋膜そのものの変性

年齢を重ねると、足底筋膜を構成するコラーゲン線維の質的な変化(線維の配列の乱れや弾力性の低下)が生じるとされています。若い頃はしなやかに伸び縮みしていた組織が、次第に硬さを増し、衝撃吸収のクッション機能が低下していきます。この変化は「摩耗」というよりも「組織のしなやかさが徐々に失われていくプロセス」と捉えると理解しやすいかもしれません。

踵の脂肪体(ヒールパッド)の菲薄化

かかとの骨の下には、衝撃を吸収するための特殊な脂肪組織(ヒールパッド)があります。この脂肪体は加齢とともに水分量や弾力性が失われ、薄くなっていく(菲薄化する)ことが知られています。フットケアの現場では、若年層と比較して中高年の方のかかとを触診すると、クッション性の違いを実感することが少なくありません。ヒールパッドが薄くなることで、着地時の衝撃が直接骨や足底筋膜の付着部に伝わりやすくなり、痛みが生じやすい土壌ができてしまうと考えられています。

柔軟性・血流の低下

加齢に伴い、ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性が徐々に低下しやすくなります。また、末梢の血流も若年期と比べて緩やかになる傾向があり、組織の修復スピードにも影響を及ぼす可能性が指摘されています。小さな損傷が起きても回復が追いつかず、負担が蓄積しやすい状態になっているとも言えるでしょう。

活動量の変化という側面

一方で、加齢による活動量の低下が、退職後に急に始めた「健康のためのウォーキング」によって一転し、久しぶりに長距離を歩いたことで発症するというケースも少なくありません。前橋市でも、健康長寿を目指してウォーキングを日課にされる中高年の方が多く、こうした運動習慣の再開期は特に足底筋膜炎の発症に注意したい時期と言えます。

姿勢との関係

足底筋膜炎は足だけの問題と思われがちですが、実際には全身の姿勢バランスとも密接に関わっていると考えられています。

骨盤の傾きと重心のズレ

骨盤が前傾・後傾していたり、左右に傾いていたりすると、体の重心が本来のバランスから外れ、足裏にかかる荷重の分布が変わります。重心が足の内側や前方に偏ると、足底筋膜が伸張されやすい状態が続き、負担が蓄積しやすくなるとされています。

猫背・前傾姿勢

背中が丸まり頭部が前方に突き出た姿勢(いわゆるストレートネック・猫背姿勢)では、体全体の重心線が前方にずれやすくなります。この結果、足指やつま先側に荷重が集中しやすくなり、足底筋膜の遠位部(つま先側)にも張力がかかりやすくなると考えられています。デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方に、こうした姿勢の崩れが見られることは少なくありません。

膝の変形との連動

О脚(内反膝)やX脚(外反膝)といった膝のアライメントの崩れは、足首や足裏の荷重パターンにも連動して影響を及ぼします。O脚の方は足の外側に荷重が偏りやすく、X脚の方は逆に内側(扁平足方向)に荷重が偏りやすい傾向があるとされ、いずれも足底筋膜への負担のかかり方に偏りを生じさせる要因になり得ます。

このように、足底筋膜炎の背景には「足だけ」ではなく「全身のバランス」が関わっていることが多く、痛みのある部分だけをケアしても根本的な負担の分散にはつながりにくい場合があります。

歩行との関係

歩行動作そのものの質も、足底筋膜炎の発症・悪化に大きく関わる要素です。

オーバープロネーション(過回内)

歩行時、着地の瞬間に足首が内側に倒れ込みすぎる状態を「オーバープロネーション」と呼びます。この動きが過剰になると、足のアーチが必要以上に潰れ、足底筋膜が引き伸ばされる方向に強い牽引力がかかりやすくなるとされています。扁平足傾向のある方に多く見られる歩行パターンです。

蹴り出し動作の減少・すり足歩行

加齢や筋力低下により、足指でしっかり地面を蹴り出す動作(トゥオフ)が弱まると、足を引きずるような「すり足歩行」になりやすくなります。この場合、足底筋膜が持つ本来のバネ機能(ウィンドラス機構と呼ばれる、足指を反らせることで足底筋膜が張力を持ち土踏まずを持ち上げる仕組み)が十分に働かず、代わりに筋膜へ非効率な負荷がかかり続けることが考えられます。

歩幅・歩行速度の変化

歩幅が狭く、歩行速度が速い「小刻み歩行」は、単位時間あたりの着地回数が増えるため、足底筋膜への繰り返し負荷が増加しやすいとされています。反対に、大股で踏み込むような歩き方も、着地時の衝撃が一点に集中しやすくなる場合があります。

片脚への荷重の癖

利き足への荷重の偏りや、片側の足をかばう歩き方の癖が続くと、特定の足に慢性的な負荷が集中し、片側性の足底筋膜炎として発症するケースも少なくありません。

歩行は1日に数千歩、数万歩と繰り返される動作であるため、わずかな歩行パターンの崩れであっても、積み重なることで足底筋膜への負担は無視できないものになっていくと考えられています。

放置するとどうなるのか

足底筋膜炎による痛みは「そのうち治るだろう」と放置されがちですが、対処をしないまま経過すると、いくつかの好ましくない変化が起こる可能性があるとされています。

慢性化・組織の線維化

急性期に適切なケアが行われないまま負荷がかかり続けると、足底筋膜の組織が線維化し、硬く肥厚した状態へと変化していく可能性が指摘されています。こうなると、初期の頃に比べて痛みが改善しにくくなる傾向があるとされ、より長い期間のケアが必要になることも少なくありません。

かばい動作による他部位への波及

痛みのある足を無意識にかばって歩くうちに、歩行フォームそのものが崩れていきます。その結果、反対側の脚、膝、股関節、腰などに二次的な負担が及び、「気づけば腰痛や膝の痛みも出てきた」というケースは決して珍しくありません。足裏の痛みが全身のバランスに波及していく典型的なパターンと言えるでしょう。

踵骨棘(かかとの骨棘)との関連

足底筋膜炎が長期化した方のレントゲン画像で、かかとの骨に小さな棘状の突起(踵骨棘)が見られることがあります。ただし、踵骨棘があるからといって必ず痛みを伴うわけではなく、痛みのない方にも骨棘が見られることがあるため、骨棘の有無と症状の程度は必ずしも一致しないとされています。骨棘そのものが痛みの直接的な原因というよりも、慢性的な牽引ストレスの結果として形成される所見のひとつと考えられています。

活動量低下による二次的な影響

痛みを避けるために外出や運動を控えるようになると、下肢全体の筋力低下や柔軟性の低下を招きやすくなります。これが新たな負担の要因となり、症状の改善をさらに難しくするという悪循環に陥ることも考えられます。生活の質(QOL)の低下につながりかねない点でも、早めの対処が望ましいと言えるでしょう。

足底筋膜炎のタイプ

足底筋膜炎とひとくちに言っても、痛みの部位や発症の背景によっていくつかの傾向に分けて捉えることができます。

起始部型(近位型)

かかとの骨への付着部(踵骨内側結節)を中心に痛みが出るタイプで、最も典型的なパターンとされています。朝一番の痛みが特に強く出やすい傾向があります。

中央部型

足底筋膜の中央部、土踏まずのあたりに痛みや張りが出るタイプです。ハイアーチ傾向の方や、長時間の立ち仕事をされる方に見られることがあります。

スポーツ障害型(ランナーズヒール)

ランニングやジャンプ動作を繰り返すスポーツに取り組む方に見られやすいタイプです。運動量の急な増加や、硬い路面でのトレーニング、シューズの摩耗などが背景にあることが多いとされています。

加齢性変性型

前述の通り、コラーゲン線維の変性やヒールパッドの菲薄化を背景として、中高年以降に緩やかに発症するタイプです。急性の炎症というより、長期的な組織の変化として捉えられることが多い傾向があります。

立ち仕事・オーバーユース型

販売業や飲食業、介護職など、長時間の立位や歩行が日常的に求められる職業の方に多いタイプです。特定の時間帯に負荷が集中するのではなく、一日を通じて緩やかに蓄積していく負担が特徴です。

これらのタイプは明確に線引きできるものではなく、複数の要素が重なり合っていることも多いため、ご自身の生活背景と照らし合わせながら、どのような負荷がかかっているのかを把握することが、ケアの方向性を考えるうえで役立ちます。

日常生活の注意点

足底筋膜炎と上手に付き合っていくためには、日常生活の中でのちょっとした工夫が大切です。

靴選びのポイント

かかと部分にクッション性があり、アーチをサポートする形状のインソールが備わった靴を選ぶことが望ましいとされています。底が薄すぎる靴や、逆に底が厚くても屈曲性のない硬い靴は避け、足の形に合ったサイズを選ぶことも重要です。自宅で過ごす際も、素足やスリッパよりも、クッション性のあるルームシューズを活用することで、足裏への負担を和らげやすくなります。

生活環境の工夫(前橋の気候・住環境を踏まえて)

前橋市は夏の猛暑日の多さで知られる一方、冬は「からっ風」と呼ばれる乾いた冷たい風が吹き、朝晩の底冷えが厳しい内陸性の気候です。冬場、暖房の効いていない部屋で素足のまま床に足を下ろすと、冷えによって筋肉や筋膜がこわばった状態でいきなり体重をかけることになり、朝一番の痛みがより強く出やすくなる可能性があります。起床時はまず布団の中で足首をゆっくり動かしてから、スリッパを履いて床に足を下ろすといった一手間が、痛みの軽減に役立つことがあります。また夏場は素足でサンダルを履いて出かける機会が増えますが、サンダルはかかとのホールド性やアーチサポートに乏しいものが多いため、長時間の外出時には注意が必要です。

体重管理

体重の増加は足底筋膜への荷重負担に直結します。急激な減量を目指す必要はありませんが、適正体重を意識した食生活や、足に負担の少ない運動(水中ウォーキングなど)を取り入れることも、長期的なケアの一環として検討する価値があります。

運動量の調整

「痛いから安静に」「痛くないから普段通りに」という極端な二択ではなく、痛みの程度に応じて歩行距離や運動強度を段階的に調整することが望ましいとされています。前橋市には広瀬川河畔緑地や前橋公園、るなぱあく周辺など、市民に親しまれている散策コースが数多くありますが、こうした場所での急な距離延長やペースアップには注意し、無理のない範囲で楽しむことをおすすめします。

セルフケア

ご自宅でできるセルフケアの方法をご紹介します。痛みが強い時期には無理をせず、違和感がある場合は中止してください。

アイシング

運動後や一日の終わりにかかとや足裏がほてっている、熱っぽいと感じる場合は、保冷剤や氷水を入れたペットボトルなどをタオルで包み、1回あたり10〜15分程度冷やす方法が一般的に用いられます。凍傷を防ぐため、直接皮膚に当てず、タオル越しに行うようにしましょう。

ボールマッサージ・ペットボトルほぐし

椅子に座った状態で、土踏まずの下にゴルフボールやテニスボールを置き、足裏でゆっくり転がしながら圧をかける方法です。凍らせたペットボトルを使えば、冷却とマッサージを同時に行うこともできます。強く押しすぎず、心地よいと感じる程度の圧で、1〜2分程度を目安に行うとよいでしょう。特に痛みが強い付着部そのものを強く押すのではなく、その少し手前の土踏まず全体をほぐすイメージで行うことがポイントです。

テーピング

足底筋膜をサポートするようにテープを貼る方法も、症状の軽減に役立つとされています。かかとから足指の付け根に向かって、足底筋膜の走行に沿うようにキネシオロジーテープを軽く伸ばしながら貼るのが一般的な方法です。ただし、正しい貼り方や強さの調整には知識が必要なため、自己流で行って皮膚トラブルを起こさないよう注意が必要です。

朝一番のケア

前述の通り、起床直後は足底筋膜が一晩かけて縮んだ状態になっていると考えられています。ベッドから降りる前に、布団の中で足首を上下にゆっくり動かしたり、足指を軽く反らせたりするだけでも、いきなり体重をかけた際の負担を和らげる助けになります。

ストレッチ

足底筋膜炎のケアにおいて、ストレッチは特に重要な位置を占めます。足底筋膜だけでなく、連動するふくらはぎの柔軟性を高めることが、負担の分散につながると考えられています。

ふくらはぎストレッチ(腓腹筋・ヒラメ筋)

壁に両手をつき、片足を後ろに引いて膝を伸ばしたまま、かかとを床につけたまま体重を前にかけます。ふくらはぎの上部(腓腹筋)がしっかり伸びるのを感じながら20〜30秒キープします。次に、後ろの膝を軽く曲げた状態で同様に体重をかけると、より深部のヒラメ筋がストレッチされます。この2種類を左右それぞれ2〜3セット、1日数回行うことが目安とされています。

足底腱膜タオルストレッチ

床に座り、片足を伸ばした状態でつま先にタオルをかけ、両手でタオルの端を持ってゆっくり手前に引き寄せます。足首とつま先が反り、足裏がじんわり伸びる感覚を確認しながら15〜20秒キープします。特に朝起きてすぐ、ベッドの上でも行いやすいストレッチとして知られています。

足指のストレッチ

座った状態で片方の足首を反対の膝の上に乗せ、手で足指を甲側にゆっくり反らせます。足底筋膜が土踏まずに沿って伸びる感覚を意識しながら10〜15秒キープし、これを数回繰り返します。デスクワークの合間や、テレビを見ながらでも取り入れやすいストレッチです。

運動療法

ストレッチで柔軟性を高めるだけでなく、足裏や下肢の筋力を鍛えることも、再発予防の観点から重要とされています。

タオルギャザー

床にタオルを広げ、椅子に座った状態で足指だけを使ってタオルを手前にたぐり寄せる運動です。足底の内在筋(足裏の小さな筋肉群)を鍛えることで、足底筋膜が受ける負担を筋肉が分散して支えられるようになると考えられています。左右10回程度を目安に行います。

ショートフットエクササイズ

足の指を反らせずに、土踏まずだけを持ち上げるようにアーチを縮める運動です。「足の裏を短くする」ようなイメージで行い、5秒キープを10回程度繰り返します。地味な動きですが、足のアーチを支えるインナーマッスルの活性化に役立つとされています。

カーフレイズ(かかと上げ運動)

壁や椅子に手を添えて体を支えながら、両足のかかとをゆっくり持ち上げ、つま先立ちの状態を数秒キープしてからゆっくり下ろします。ふくらはぎの筋力強化とともに、足関節の安定性向上にもつながるとされています。痛みが強い時期は無理をせず、両手でしっかり支えながら行いましょう。

バランストレーニング

片足立ちを行うことで、足底の感覚受容器や下肢全体の筋群を協調的に働かせるトレーニングになります。最初は壁や椅子の近くで安全を確保しながら、10〜20秒程度の片足立ちから始めるとよいでしょう。歩行時の足裏への荷重分布を整える助けになると考えられています。

これらの運動療法は、痛みが強い急性期には控え、症状が落ち着いてきた段階で段階的に取り入れることが望ましいとされています。自己判断が難しい場合は、専門家に相談しながら進めることをおすすめします。

あるくるBODYLAB.が考える原因

あるくるBODYLAB.では、足底筋膜炎を「足裏だけの問題」として捉えるのではなく、足指の使い方、足のアーチの状態、歩行時の重心移動、さらには靴の状態や日々の生活習慣までを含めた、総合的な視点から原因を見つめることを大切にしています。

多くの方が「かかとが痛い」という訴えでいらっしゃいますが、実際に足の状態を拝見すると、足底筋膜そのものだけでなく、足指がうまく使えていない(浮き指の傾向がある)、アーチが低下している、ふくらはぎが硬く足首の動きが制限されているなど、複数の要因が組み合わさっていることが少なくありません。

治療者ひとりのサロンだからこそ、限られた時間の中でも一人ひとりの足の状態、歩き方の癖、普段お使いの靴、お仕事やライフスタイルまで丁寧にお伺いし、「なぜその方の足底筋膜に負担が集中してしまっているのか」という背景を一緒に見つめていくことを心がけています。同じ「足底筋膜炎」という診断名であっても、その背景にある要因は一人ひとり異なるため、画一的なケアではなく、その方の足の状態に合わせたアプローチを大切にしています。

あるくるBODYLAB.の施術

あるくるBODYLAB.では、足底筋膜やその周辺組織のこわばりに対する丁寧な手技によるケア、足指・足関節の可動性を高めるアプローチ、そして日常生活で意識していただきたいポイントのアドバイスを組み合わせてサポートしています。

施術にあたっては、まず足の形状やアーチの状態、皮膚や爪の状態、歩行時の重心の傾向などを確認させていただきます。そのうえで、足底筋膜や周辺のふくらはぎの筋肉に対して、負担のかかっている部分を中心に手技によるケアを行います。強い力で押し込むのではなく、組織の状態を確認しながら圧を調整し、心地よさの中でこわばりをゆるめていくことを大切にしています。

また、フットケアサロンとしての強みを活かし、足底の皮膚状態(角質の状態や胼胝(たこ)の有無など)もあわせて確認します。足裏の特定の部位に胼胝ができている場合、それは荷重が偏っているサインであることも多く、足底筋膜炎の背景を知る手がかりのひとつとなります。

施術後には、ご自宅で無理なく続けられるストレッチやセルフケアの方法、靴選びのポイントなど、日常生活に取り入れやすい形でアドバイスをお伝えしています。一回の施術だけで終わらせるのではなく、生活習慣そのものを見直しながら、負担のかかりにくい足の使い方を身につけていただくことを目指しています。

よくある質問

Q. 足底筋膜炎は自然に治りますか? A. 症状の程度や生活背景によって経過は異なりますが、負担のかかる原因を放置したまま自然に改善していくケースばかりではないとされています。早い段階で靴や歩き方、ストレッチなどを見直すことが、長引かせないために大切だと考えられています。

Q. どのくらいの頻度で通えばよいですか? A. 症状の程度や生活背景によって個人差がありますので、まずは一度ご来店いただき、足の状態を拝見したうえで、無理のないペースをご相談させていただいております。

Q. 施術は痛いですか? A. 強い痛みを我慢していただくような施術は行っておりません。お客様の反応を確認しながら圧を調整し、心地よさを大切にした施術を心がけています。

Q. 運動やウォーキングは続けてもよいですか? A. 痛みの程度によりますが、完全に安静にするのではなく、負担の少ない範囲で活動を続けることが望ましいとされる場合もあります。ご自身の判断が難しい場合は、施術時に運動量の調整についてもご相談ください。

Q. 高齢の親でも施術を受けられますか? A. はい、ご高齢の方にもご来店いただいております。加齢による足底筋膜やヒールパッドの変化など、年齢に応じた足の状態を踏まえたケアを行っておりますので、ご安心ください。

Q. インソール(足底板)は必要ですか? A. 足のアーチの状態や靴の状態によっては、インソールの活用が負担の軽減に役立つ場合があります。必要性については、足の状態を確認したうえでご提案させていただきます。

まとめ

足底筋膜炎は、かかとを中心とした足底筋膜への繰り返しの負荷が積み重なることで生じると考えられている症状です。加齢による組織の変性やヒールパッドの菲薄化、姿勢の崩れによる重心の偏り、歩行パターンの乱れなど、その背景には一人ひとり異なる要因が複雑に絡み合っています。

「朝一番の痛み」という特徴的なサインを見過ごさず、靴選びや生活環境の工夫、ストレッチや運動療法といったセルフケアを日常に取り入れていくことが、症状と上手に付き合っていくための第一歩です。同時に、ご自身の足の状態やその背景にある要因を正確に把握することは、セルフケアだけでは難しい場合もあります。

前橋市であるくるBODYLAB.は、お一人おひとりの足の状態にじっくりと向き合うことを大切にしています。足底筋膜炎による足裏の痛みでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

ご予約案内

足裏の痛みや違和感が続いている方、朝一番のかかとの痛みにお悩みの方は、ぜひ一度あるくるBODYLAB.にご相談ください。お電話または公式LINEより、ご都合の良い日時でご予約を承っております。

ご来店の際は、普段よく履かれている靴もお持ちいただけますと、より詳しい状態の確認にお役立ていただけます。皆様のご来店を心よりお待ちしております。


 
 
 

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